弱点克服: 根号の計算 — 加減乗除・有理化(24問)

よくあるミス
$\sqrt{2}+\sqrt{4}$ を $\sqrt{6}$ と計算してしまうミス。$\sqrt{a}+\sqrt{b}$ と $\sqrt{a+b}$ は一般に等しくありません。

この練習で扱うこと
加法・減算(ルートを簡単にしてから計算)、乗法(根号どうし・展開・分配)、除法、分母の有理化(分母に根号1つ・分母に「数±根号」・分母に根号2つ)。


1

$\sqrt{4}+\sqrt{9}$ を計算せよ。


2

$\sqrt{2}+\sqrt{8}$ を計算せよ。


3

$\sqrt{8}-\sqrt{2}$ を計算せよ。


4

$\sqrt{12}-\sqrt{3}$ を計算せよ。


5

$\sqrt{2}\times\sqrt{3}$ を計算せよ。


6

$(2+\sqrt{3})(2-\sqrt{3})$ を計算せよ。


7

$\sqrt{6}\div\sqrt{2}$ を計算せよ。


8

$\frac{1}{\sqrt{2}}$ の分母を有理化せよ。


9

$\frac{6}{\sqrt{3}}$ の分母を有理化せよ。


10

$\frac{1}{\sqrt{3}-1}$ の分母を有理化せよ。


11

$\frac{2}{\sqrt{5}+1}$ の分母を有理化せよ。


12

ある生徒は $\sqrt{2}+\sqrt{4}$ を $\sqrt{6}$ と計算しました。正しい計算をして、答えを求めよ。


13

$\sqrt{18}+\sqrt{50}$ を計算せよ。


14

$\sqrt{50}-\sqrt{18}$ を計算せよ。


15

$(\sqrt{2}+\sqrt{3})^2$ を計算せよ。


16

$\sqrt{2}(\sqrt{6}+\sqrt{3})$ を計算せよ。


17

$\sqrt{20}\div\sqrt{5}$ を計算せよ。


18

$\frac{1}{\sqrt{5}-\sqrt{3}}$ の分母を有理化せよ。


19

$\sqrt{27}+\sqrt{12}$ を計算せよ。


20

$\sqrt{24}-\sqrt{6}$ を計算せよ。


21

$\frac{3}{\sqrt{2}}$ の分母を有理化せよ。


22

$\frac{1}{2+\sqrt{3}}$ の分母を有理化せよ。


23

$\sqrt{48}+\sqrt{75}$ を計算せよ。


24

$(\sqrt{3}+1)(\sqrt{3}-2)$ を計算せよ。


解くときのポイント

  1. 加法・減算
    $\sqrt{a}+\sqrt{b}=\sqrt{a+b}$ は成り立たない。ルートを簡単にしてから、同じ $\sqrt{\bullet}$ どうしで係数をたす・ひく。

  2. 乗法
    $\sqrt{a}\times\sqrt{b}=\sqrt{ab}$。$(x+\sqrt{p})(x-\sqrt{p})=x^2-p$ をよく使う。$(a+b)^2=a^2+2ab+b^2$ で根号の和の2乗を展開する。

  3. 除法
    $\frac{\sqrt{a}}{\sqrt{b}}=\sqrt{\frac{a}{b}}$($b\neq 0$)。約分や有理化と組み合わせる。

  4. 有理化
    分母に根号だけのときは、分母・分子にその根号をかける。分母が「数±根号」のときは、分母・分子に共役(符号を変えた式)をかけて $(a+b)(a-b)=a^2-b^2$ を使う。分母に根号が2つ($\sqrt{p}-\sqrt{q}$ など)のときは、分母・分子に $\sqrt{p}+\sqrt{q}$ をかける。


解答解説

問1 の解説

まず、$\sqrt{4}$ と $\sqrt{9}$ をそれぞれ整数に直そう。

ルートの中が $4$ や $9$ のような「平方数」のときは、根号を外せる。

$4=2^2$、$9=3^2$ だから、

$$ \sqrt{4}=2 $$

$$ \sqrt{9}=3 $$

である。

だから、

$$ \sqrt{4}+\sqrt{9}=2+3=5 $$

となる。

ここが大切:$\sqrt{4}+\sqrt{9}$ と $\sqrt{4+9}$(つまり $\sqrt{13}$)は等しくない。

ルートのたし算では、中身を足してから1つのルートにすることはできない。

答:$5$


問2 の解説

$\sqrt{2}$ と $\sqrt{8}$ は、そのままでは「同じ種類」としてまとめられない。

だから、まず $\sqrt{8}$ を変形しよう。

$8=4\times 2$ で、$4$ は平方数だから、

$$ \sqrt{8}=\sqrt{4\times 2}=\sqrt{4}\times\sqrt{2}=2\sqrt{2} $$

となる。ルートの中から $2$ を外に出した。

こうすると、$\sqrt{2}$ と $2\sqrt{2}$ はどちらも「$\sqrt{2}$ の何倍か」だから、係数をたせばよい。

$$ \sqrt{2}+\sqrt{8}=\sqrt{2}+2\sqrt{2}=3\sqrt{2} $$

答:$3\sqrt{2}$


問3 の解説

ひき算でも、まずルートを簡単にしてから、同じ $\sqrt{\bullet}$ どうしの係数をひく。

問2と同じように、$\sqrt{8}=2\sqrt{2}$ と変形する。

$$ \sqrt{8}-\sqrt{2}=2\sqrt{2}-\sqrt{2} $$

$2\sqrt{2}$ から $\sqrt{2}$ を1つひくと、$\sqrt{2}$ が1つ残る。

$$ 2\sqrt{2}-\sqrt{2}=\sqrt{2} $$

答:$\sqrt{2}$


問4 の解説

まず $\sqrt{12}$ を簡単にする。

$12=4\times 3$ で、$4$ は平方数だから、

$$ \sqrt{12}=\sqrt{4\times 3}=2\sqrt{3} $$

となる。

こうすると、$\sqrt{12}$ と $\sqrt{3}$ はどちらも「$\sqrt{3}$ の何倍か」だから、係数をひけばよい。

$$ \sqrt{12}-\sqrt{3}=2\sqrt{3}-\sqrt{3}=\sqrt{3} $$

答:$\sqrt{3}$


問5 の解説

ルートどうしのかけ算では、中身どうしをかけて、1つのルートにまとめてよい。

公式でいうと、$\sqrt{a}\times\sqrt{b}=\sqrt{ab}$ である。

この問題では $a=2$、$b=3$ だから、

$$ \sqrt{2}\times\sqrt{3}=\sqrt{2\times 3} $$

$$ =\sqrt{6} $$

となる。たし算のときと違って、かけ算では「中身をかけて1つのルートにする」ことができる。

答:$\sqrt{6}$


問6 の解説

$(2+\sqrt{3})(2-\sqrt{3})$ は、「和と差の積」の形になっている。

$(a+b)(a-b)=a^2-b^2$ という公式が使える。

$a=2$、$b=\sqrt{3}$ とおくと、

$$ (2+\sqrt{3})(2-\sqrt{3})=2^2-(\sqrt{3})^2 $$

$(\sqrt{3})^2$ は、$\sqrt{3}$ を2回かけたものだから、根号が外れて $3$ になる。

$$ =4-3 $$

$$ =1 $$

答:$1$


問7 の解説

$\sqrt{6}\div\sqrt{2}$ は、分数で書くと $\frac{\sqrt{6}}{\sqrt{2}}$ である。

ルートのわり算では、中身どうしを割って、1つのルートにまとめてよい。

$\frac{\sqrt{a}}{\sqrt{b}}=\sqrt{\frac{a}{b}}$ が成り立つ。

だから、

$$ \frac{\sqrt{6}}{\sqrt{2}}=\sqrt{\frac{6}{2}} $$

$$ =\sqrt{3} $$

となる。

答:$\sqrt{3}$


問8 の解説

分母にルートがある分数は、「有理化」して、分母を整数にすることが多い。

そのために、分母・分子の両方に、分母と同じ $\sqrt{2}$ をかける。

分母は $\sqrt{2}\times\sqrt{2}=2$ になって、ルートが消える。

分子は $1\times\sqrt{2}=\sqrt{2}$ になる。

式で書くと、

$$ \frac{1}{\sqrt{2}}=\frac{1\times\sqrt{2}}{\sqrt{2}\times\sqrt{2}} $$

$$ =\frac{\sqrt{2}}{2} $$

となる。分母が整数 $2$ になり、分子にだけルートが残った形である。

答:$\frac{\sqrt{2}}{2}$


問9 の解説

問8と同じように、分母に $\sqrt{3}$ だけがあるので、分母・分子に $\sqrt{3}$ をかけて有理化する。

分母は $\sqrt{3}\times\sqrt{3}=3$ になる。

分子は $6\times\sqrt{3}=6\sqrt{3}$ になる。

だから、

$$ \frac{6}{\sqrt{3}}=\frac{6\times\sqrt{3}}{\sqrt{3}\times\sqrt{3}} $$

$$ =\frac{6\sqrt{3}}{3} $$

となる。

分子の $6$ と分母の $3$ は約分できる。$\frac{6}{3}=2$ だから、

$$ \frac{6\sqrt{3}}{3}=2\sqrt{3} $$

となる。ルートだけが残った $a\sqrt{3}$ の形である。

答:$2\sqrt{3}$


問10 の解説

分母が $\sqrt{3}-1$ のように「ルート-数」の形になっている。

このときは、分母・分子に「符号を逆にした式」$\sqrt{3}+1$ をかける。

すると分母は、和と差の積 $(a-b)(a+b)=a^2-b^2$ の形になる。

$a=\sqrt{3}$、$b=1$ とすると、

$$ (\sqrt{3}-1)(\sqrt{3}+1)=(\sqrt{3})^2-1^2 $$

$(\sqrt{3})^2$ はルートが外れて $3$ になる。

$$ =3-1 $$

$$ =2 $$

だから分母は整数 $2$ になる。

分子は $1\times(\sqrt{3}+1)=\sqrt{3}+1$ である。

だから、

$$ \frac{1}{\sqrt{3}-1}=\frac{\sqrt{3}+1}{(\sqrt{3}-1)(\sqrt{3}+1)} $$

$$ =\frac{\sqrt{3}+1}{2} $$

答:$\frac{\sqrt{3}+1}{2}$


問11 の解説

分母が $\sqrt{5}+1$ の形なので、分母・分子に「符号を逆にした式」$\sqrt{5}-1$ をかける。

分母は和と差の積になる。

$$ (\sqrt{5}+1)(\sqrt{5}-1)=(\sqrt{5})^2-1^2 $$

$$ =5-1 $$

$$ =4 $$

だから分母は $4$ になる。

分子は $2\times(\sqrt{5}-1)=2(\sqrt{5}-1)$ である。

だから、

$$ \frac{2}{\sqrt{5}+1}=\frac{2(\sqrt{5}-1)}{(\sqrt{5}+1)(\sqrt{5}-1)} $$

$$ =\frac{2(\sqrt{5}-1)}{4} $$

$2$ と $4$ を約分して、

$$ =\frac{\sqrt{5}-1}{2} $$

答:$\frac{\sqrt{5}-1}{2}$


問12 の解説

「$\sqrt{2}+\sqrt{4}$ を $\sqrt{6}$ とする」のは、まちがいである。

中身を足して $\sqrt{2+4}=\sqrt{6}$ としているが、$\sqrt{a}+\sqrt{b}$ と $\sqrt{a+b}$ は等しくならない。

正しくは、まず $\sqrt{4}$ を簡単にする。

$\sqrt{4}=2$ だから、

$$ \sqrt{2}+\sqrt{4}=\sqrt{2}+2 $$

となる。

$\sqrt{2}$ はこれ以上簡単にできないので、$2+\sqrt{2}$ と書いてもよい。

どちらにしても、$\sqrt{6}$ とはちがう値である。

答:$\sqrt{2}+2$(または $2+\sqrt{2}$)


問13 の解説

まず、$\sqrt{18}$ と $\sqrt{50}$ をそれぞれ簡単にする。

$18=9\times 2$ で、$9$ は平方数だから、

$$ \sqrt{18}=\sqrt{9\times 2}=3\sqrt{2} $$

となる。

$50=25\times 2$ で、$25$ は平方数だから、

$$ \sqrt{50}=\sqrt{25\times 2}=5\sqrt{2} $$

となる。

どちらも「$\sqrt{2}$ の何倍か」になったので、係数どうしをたせばよい。

$$ \sqrt{18}+\sqrt{50}=3\sqrt{2}+5\sqrt{2} $$

$$ =8\sqrt{2} $$

答:$8\sqrt{2}$


問14 の解説

問13と同じように、$\sqrt{50}$ と $\sqrt{18}$ をそれぞれ $k\sqrt{2}$ の形に変形する。

$$ \sqrt{50}=5\sqrt{2} $$

$$ \sqrt{18}=3\sqrt{2} $$

同じ $\sqrt{2}$ どうしの係数をひく。

$$ \sqrt{50}-\sqrt{18}=5\sqrt{2}-3\sqrt{2} $$

$$ =2\sqrt{2} $$

答:$2\sqrt{2}$


問15 の解説

$(\sqrt{2}+\sqrt{3})^2$ は、2乗の展開公式 $(a+b)^2=a^2+2ab+b^2$ が使える。

$a=\sqrt{2}$、$b=\sqrt{3}$ とする。

まず $a^2$ は、

$$ (\sqrt{2})^2=2 $$

つぎに $2ab$ は、

$$ 2\times\sqrt{2}\times\sqrt{3}=2\sqrt{6} $$

(ルートどうしのかけ算は、中身をかけて $\sqrt{6}$ になる。)

$b^2$ は、

$$ (\sqrt{3})^2=3 $$

だから、ぜんぶたすと、

$$ (\sqrt{2}+\sqrt{3})^2=2+2\sqrt{6}+3 $$

$$ =5+2\sqrt{6} $$

答:$5+2\sqrt{6}$


問16 の解説

$\sqrt{2}(\sqrt{6}+\sqrt{3})$ は、$\sqrt{2}$ をカッコの中の $\sqrt{6}$ と $\sqrt{3}$ のそれぞれにかける(分配する)。

$$ \sqrt{2}\times\sqrt{6}+\sqrt{2}\times\sqrt{3} $$

ルートどうしのかけ算だから、中身をかけて、

$$ =\sqrt{12}+\sqrt{6} $$

となる。

ここで $\sqrt{12}$ を簡単にする。$12=4\times 3$ で、$4$ は平方数だから、

$$ \sqrt{12}=\sqrt{4\times 3}=2\sqrt{3} $$

$\sqrt{6}$ はこれ以上簡単にできないのでそのまま。

だから、

$$ \sqrt{12}+\sqrt{6}=2\sqrt{3}+\sqrt{6} $$

答:$2\sqrt{3}+\sqrt{6}$


問17 の解説

$\sqrt{20}\div\sqrt{5}$ は、分数で書くと $\frac{\sqrt{20}}{\sqrt{5}}$ である。

ルートのわり算では、中身どうしを割って、1つのルートにまとめてよい。

$$ \frac{\sqrt{20}}{\sqrt{5}}=\sqrt{\frac{20}{5}} $$

$$ =\sqrt{4} $$

$$ =2 $$

となる。

答:$2$


問18 の解説

分母が $\sqrt{5}-\sqrt{3}$ のように「ルート-ルート」の形になっている。

このときは、分母・分子に「符号を逆にした式」$\sqrt{5}+\sqrt{3}$ をかける。

分母は和と差の積になる。$a=\sqrt{5}$、$b=\sqrt{3}$ とすると、

$$ (\sqrt{5}-\sqrt{3})(\sqrt{5}+\sqrt{3})=(\sqrt{5})^2-(\sqrt{3})^2 $$

ルートの2乗は外れるから、

$$ =5-3 $$

$$ =2 $$

だから分母は整数 $2$ になる。

分子は $1\times(\sqrt{5}+\sqrt{3})=\sqrt{5}+\sqrt{3}$ である。

だから、

$$ \frac{1}{\sqrt{5}-\sqrt{3}}=\frac{\sqrt{5}+\sqrt{3}}{(\sqrt{5}-\sqrt{3})(\sqrt{5}+\sqrt{3})} $$

$$ =\frac{\sqrt{5}+\sqrt{3}}{2} $$

答:$\frac{\sqrt{5}+\sqrt{3}}{2}$


問19 の解説

まず、$\sqrt{27}$ と $\sqrt{12}$ をそれぞれ $k\sqrt{3}$ の形に変形する。

$27=9\times 3$ で、$9$ は平方数だから、

$$ \sqrt{27}=\sqrt{9\times 3}=3\sqrt{3} $$

$12=4\times 3$ で、$4$ は平方数だから、

$$ \sqrt{12}=\sqrt{4\times 3}=2\sqrt{3} $$

どちらも「$\sqrt{3}$ の何倍か」になったので、係数どうしをたせばよい。

$$ \sqrt{27}+\sqrt{12}=3\sqrt{3}+2\sqrt{3} $$

$$ =5\sqrt{3} $$

答:$5\sqrt{3}$


問20 の解説

まず $\sqrt{24}$ を簡単にする。

$24=4\times 6$ で、$4$ は平方数だから、

$$ \sqrt{24}=\sqrt{4\times 6}=2\sqrt{6} $$

こうすると、$\sqrt{24}$ と $\sqrt{6}$ はどちらも「$\sqrt{6}$ の何倍か」だから、係数をひけばよい。

$$ \sqrt{24}-\sqrt{6}=2\sqrt{6}-\sqrt{6} $$

$$ =\sqrt{6} $$

答:$\sqrt{6}$


問21 の解説

問8と同じように、分母に $\sqrt{2}$ だけがあるので、分母・分子に $\sqrt{2}$ をかけて有理化する。

分母は $\sqrt{2}\times\sqrt{2}=2$ になる。

分子は $3\times\sqrt{2}=3\sqrt{2}$ になる。

だから、

$$ \frac{3}{\sqrt{2}}=\frac{3\times\sqrt{2}}{\sqrt{2}\times\sqrt{2}} $$

$$ =\frac{3\sqrt{2}}{2} $$

分子が $1$ でなく $3$ でも、やり方は同じである。

答:$\frac{3\sqrt{2}}{2}$


問22 の解説

分母が $2+\sqrt{3}$ のように「数+ルート」の形なので、分母・分子に「符号を逆にした式」$2-\sqrt{3}$ をかける。

分母は和と差の積になる。

$$ (2+\sqrt{3})(2-\sqrt{3})=2^2-(\sqrt{3})^2 $$

$(\sqrt{3})^2$ はルートが外れて $3$ になる。

$$ =4-3 $$

$$ =1 $$

だから分母は $1$ になる。

分子は $1\times(2-\sqrt{3})=2-\sqrt{3}$ である。

だから、

$$ \frac{1}{2+\sqrt{3}}=\frac{2-\sqrt{3}}{(2+\sqrt{3})(2-\sqrt{3})} $$

$$ =\frac{2-\sqrt{3}}{1} $$

分母が $1$ のときは、そのまま分子が答えになる。

$$ =2-\sqrt{3} $$

答:$2-\sqrt{3}$


問23 の解説

まず、$\sqrt{48}$ と $\sqrt{75}$ をそれぞれ $k\sqrt{3}$ の形に変形する。

$48=16\times 3$ で、$16$ は平方数だから、

$$ \sqrt{48}=\sqrt{16\times 3}=4\sqrt{3} $$

$75=25\times 3$ で、$25$ は平方数だから、

$$ \sqrt{75}=\sqrt{25\times 3}=5\sqrt{3} $$

どちらも「$\sqrt{3}$ の何倍か」になったので、係数どうしをたせばよい。

$$ \sqrt{48}+\sqrt{75}=4\sqrt{3}+5\sqrt{3} $$

$$ =9\sqrt{3} $$

答:$9\sqrt{3}$


問24 の解説

$(\sqrt{3}+1)(\sqrt{3}-2)$ は、和と差の積の形ではないので、分配法則で普通に展開する。

$\sqrt{3}+1$ のそれぞれに、$\sqrt{3}-2$ のそれぞれをかける。

  • $\sqrt{3}\times\sqrt{3}=3$
  • $\sqrt{3}\times(-2)=-2\sqrt{3}$
  • $1\times\sqrt{3}=\sqrt{3}$
  • $1\times(-2)=-2$

だから、ぜんぶたすと、

$$ (\sqrt{3}+1)(\sqrt{3}-2)=3-2\sqrt{3}+\sqrt{3}-2 $$

$-2\sqrt{3}+\sqrt{3}$ は、$\sqrt{3}$ の係数が $-2+1=-1$ だから $-\sqrt{3}$ になる。

$3-2$ は $1$ だから、

$$ =1-\sqrt{3} $$

答:$1-\sqrt{3}$

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