「何からやろう」で時間が消える人へ|机に座る前に決める勉強ルーティン

この記事を読むと、机に座る前に「毎日やること」をルーティンとして決めておき、座ったらすぐ25分ずつ始められる方法がわかります。


机に座ったあと、「何からやろう…」と考えているうちに、時間が過ぎてしまうこと、ありませんか。

ここで大事なのは、 座ったあとに考えない ことです。
やることは、 机に座る前に、「ルーティン」として決めておく
これが、この記事で何度も伝えたい一点です。

やる気がある日だけ長く勉強して、ない日は何もしない——そんな日もあると思います。
でも、続きやすさを左右するのは、その日の気合いだけではありません。
机に座る前に、やることをルーティンで決めてあるか 。そこです。


座ったあとに決めると、意志力が減る

人は、「どれにする?」と決めるたびに、頭の力を使います。
この力を、ここでは 意志力 と呼びます。スマホのバッテリーのように、使えば減っていくイメージです。

机に座ったあとで「何からやる?」と決めると、その意志力を、始める前に使ってしまいます。
すると、決めることに疲れて、手を動かす力が残りにくくなります。これを決断疲れ、と考えてください。

だから、答えはシンプルです。

やることは、机に座る前に、ルーティンとして決める。
座ったら、「決める」ではなく「やる」だけにする。

成績を上げたいときに大事なのは、その場の気合いだけではありません。
大事なのは、 勉強のたびにメニューを考えないこと です。
つまり、 毎日やること(勉強ルーティン)を、机に座る前に決めておくこと です。


「今日は何をしよう」が勉強を止める

勉強が始まる前の迷いも、力を使います。
「算数?英語?テスト勉強?」と選んでいるあいだに、時間が進みます。

その迷いが起きやすいのは、 座る前にルーティンが決まっていない ときです。
選ぶ力は、勉強そのものに使った方がよいです。

やり方 起きやすいこと
座ったあとに決める 始めが遅い。「何からやろう」で時間が減る
机に座る前にルーティンで決まっている 座ったらすぐ始められる

勉強ルーティンは、考えなくてよい道筋です。
道筋があると、やる気の波に左右されにくくなります。

もう一度言います。
机に座る前に、やることをルーティンとして決める。
座ったあとに考え始めない。


毎日することを、机に座る前に決めておく

決めるのは、「何時間勉強するか」だけではありません。
決めるのは、 何を、どの順番でやるか です。
そして、その決めごとは、 机に座る前 に終わらせておきます。

例です。

  • 起きたあと:単語の復習
  • 帰宅あと:算数/数学の復習
  • 寝る前:単語を新しく覚える

紙に書いておくと、「今日は何をしよう」が減ります。
紙に書いた時点で、もうルーティンです。あとは座って、その紙どおりに手を動かすだけです。

よい点は、次の3つです。

  1. 始めが早い(座ったあとに迷わない)
  2. 忘れにくい(復習やテスト勉強が消えにくい)
  3. 振り返りやすい(何セットできたか数えられる)

最初から完璧にしなくて大丈夫です。
自分の生活に合う型を、 1つ選ぶ だけで十分です。
選ぶのも、もちろん 机に座る前 です。


25分で区切ると、集中しやすい

1回の勉強は、25分にそろえるとわかりやすいです。
このやり方を ポモドーロテクニック と呼びます。
意味は、「集中する時間と休む時間を、先に決めて勉強する方法」です。

くわしい手順は、こちらの記事に書いてあります。

勉強ルーティンの「1枠」=この25分、と考えると迷いにくいです。

ここで大切なのは、 25分の中身も、座る前に決まっている ことです。
タイマーを押してから「何をしよう」と考えない。
机に座る前に、ルーティンで「この25分はこれ」と決めておく。


途中でも、25分で終える(ツァイガルニク効果)

ツァイガルニク効果 とは、やりかけのことが頭に残りやすい、という性質です。

勉強では、こう使います。

  • 問題が全部終わっていなくても、タイマーが鳴ったらその25分は終了でよい
  • 「時間は終わった。中身の続きは次」と決める
  • 続きは、次の25分(または次の日の同じ時間)でやる

中身が途中でも、25分で区切って終えることが、続けるコツです。

避けたいこともあります。

  • 「全部終わるまで休まない」→ 長くなりすぎて、次の日がつらくなる
  • 休憩中に別の宿題を始める → 区切りがなくなる
  • 単語暗記を25分より長く伸ばす → 寝る時間がずれる

単語も同じです。
英単語・古文単語・現代文単語(または国語の単語)は、 あわせて25分で終わりにする
全部覚えきれなくても、タイマーで止めます。続きは次の25分(朝の復習)に回します。
この枠は、25分以上はやらない で終えます。

「どこまでやるか」も、座ったあとに決め直さない。
机に座る前に、ルーティンとして「この枠は25分で終える」と決めておく。


単語は「寝る前」と「起きたあと」に固定する

毎日同じにする枠です。生活が変わっても、ここだけは変えません。
固定しておくと、机に座るたびに「単語?それとも他?」と迷わなくて済みます。

時間 やること
寝る前25分 単語を 新しく覚える (英単語・古文単語・現代文単語など。あわせて25分)
起きたあと25分 寝る前にやった分を 思い出す(復習)

なぜこの順番か。

  • 寝る前に覚えると、寝ているあいだに頭が整理されやすい
  • 起きたあとに復習すると、覚えが残りやすい

寝る前の25分が終わったら、すぐ寝ます。
そのあと、スマホを長く見ないのがポイントです。

ここでも同じです。
机に座る前に、やることはルーティンとして決まっている。
寝る前なら「単語を新しく覚える」。起きたあとなら「復習」。座ってから選ばない。


実例:3つの勉強ルーティン

日によって生活が違うときは、型も変えます。
科目の中身は、家に合わせて変えて大丈夫です。
共通なのは、 25分枠単語の固定枠 、そして 机に座る前に決まっていること です。

下の例は、「座ったあとに考えるメニュー」ではありません。
座る前に書いておくルーティンの見本 です。

学校がある平日

  • 起きたあと:単語の復習25分 → 前の夜の続き25分
  • 通学:行き・帰りでリスニング(できる人だけ)
  • 帰宅あと:算数/数学 → 予習 → テスト勉強 → 音読 → 理科または社会(各25分)
  • 寝る前:単語を新しく覚える25分

帰宅あとの最初は、「算数/数学の復習」など、迷わないものにすると始めやすいです。
帰宅して机に座る前に、この順番が紙に書いてある、という状態が理想です。

学校がない土日

  • 起きたあと:単語の復習25分
  • 午前:算数/数学、英語、国語など
  • 午後:理科、社会、週末のまとめ、いちばん不安な科目
  • 寝る前:単語を新しく覚える25分

長く取れても、やはり25分ずつです。
いきなり長時間を目指さず、午前を1回から始めても大丈夫です。
土日も同じで、 机に座る前に、午前・午後の枠をルーティンで決めておく。

夏休み(日中に部活がある日)

  • 部活の前:単語の復習 → 算数/数学 → 音読またはリスニング
  • 帰宅あと:宿題を短く区切る(疲れた日は25分だけでもよい)
  • 寝る前:単語を新しく覚える25分

部活で疲れた日は、夜に欲張りません。
生活が変わっても、「型を変える」だけで足ります。
型を変えるのも、 座る前 です。座ってから「今日はどうしよう」と始めない。


一人だと続きにくいとき

やり方はわかっても、家だと25分が始まらない日もあります。
そのときは、勉強する場所や、一緒に進める人がいると続きやすいです。

それでも、土台は変わりません。
机に座る前に、やることをルーティンとして決めておく。
場所や仲間は、「決めたあとに実行しやすくする」ための助けです。

コスタバのオンライン自習室では、今日の勉強を25分ずつ進めたい人は、まず体験から始められます。くわしくは、ページ下の公式LINEから確認できます。
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今日やることは、1つだけで大丈夫

全部を一度に変えなくて大丈夫です。
今日は、次のどれか 1つだけ で十分です。
どれも、 机に座る前 にできることです。

  1. 帰宅あとにやることを、3つだけ紙に書く(科目名だけでよい)
  2. タイマーで25分を1回やる(途中で終了してよい。中身は座る前に決めておく)
  3. 平日/土日/夏休みのうち、自分に近い型を1つ選ぶ

「続かない自分」を責めるより、道筋を先に置く。
やり方が先で、やる気はそのあとについてくることが多いです。

最後にもう一度だけ。

机に座ったあとで、「何からやろう」と考えない。
やることは、机に座る前に、ルーティンとして決める。


友達に教えてあげよう

「宿題が終わらない」「何からやる?」で止まっている友達はいませんか。

この記事を読んだあなたは、 机に座る前にルーティンで決める勉強25分で区切る勉強 のやり方を持っています。
短い時間でも、ここまで手順がわかる説明は、なかなかありません。

友達に、自分の言葉で説明してみてください。教えると、自分のあいまいなところもはっきりします。
同じ悩みの人がいたら、このページのURLを送ってあげてください。あなたの一言が、「今日は何をしよう」を「まずこの25分」に変えるかもしれません。

伝えるときは、この一文で十分です。
「やることは、机に座る前にルーティンで決めておくといいよ。」


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